深海に初雪
隣に立つ彼が健気に微笑むから、口の中の飴玉に歯を立てる。ラムネ味の今日、兄さんが私を閉じ込めてしまう前、昼間に見た茹だるような暑さを知らないでいる乾いた夏の夜に、美しいまま死んでいきたかった。
僕らの憂鬱がたゆたう
猫と花束
月曜日は雨
ミルク
⇒作品艫激rュー
⇒お気に入り登録
LINEで教える
http://mbbook.jp/imokko/
作品を通報
モバスペ
Book