夢想花【第壱章】
夢想花
――――藤森 雛乃(フジモリ ヒナノ)
十六歳の高校二年生。
彼女は幼い頃に兄二人と両親を失い、今は祖父と共に暮らしていた。そんな彼女がある日、見つけた手鏡と懐刀。
それが、全ての始まりだった。
――失ってしまった記憶。
――閉ざした感情。
――視えなくなった色彩。
夢で語りかける貴方は誰なの?
私は一体、何を忘れているの?
遠く離れた過去と現在を結ぶ、たった一つの物語。
さぁ、激動の時代へ
続き
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序章
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モノクロの世界
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触れた指先
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時を越えて
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壬生浪士組
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居場所
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間章:夜の帳の中で
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それぞれの行く路
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笑顔の理由
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その男、芹沢鴨 <前編>
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