『ロマン堂』……
古い絵や、彫刻など、美術品を扱っている店。
春山ルイは、その店を営んでいる父の手伝いをしているとき、とても綺麗な指輪を見つけ、自分の指にはめてみた。
しかし…
「ととと父さんっっ!なんかこの指輪っ!はずれなくなっちゃった…!」
「何いいい!?」
さらに…
「ルイ…その指輪はな…田村グループが買い取ることになっていたんだぞ……」
「たっ…!田村グループってあの大企業の…!?や…やばくないか…」
そして…
「社長の田村隆之の代理の者です。指輪を受け取りに参りました。」
現れた、背の高い黒縁メガネの男。
「いや、その…大変申し訳ありません!指輪は、売れなくなってしまいました!」
事情を説明すると…
「なるほど…では娘さんごと指輪をいただいてゆきます。」
「はああああ?冗談はよしてくださいよ!じゃあ私も田村グループに買われると言うことですか!?」
「その通り。………………………………俺が、あなたを欲しくなったから。」
「ちょっ!頭おかしいんじゃないですか?
だいたい、代理人のあなたにそんなことができるわけがないでしょう?あなた一体誰なん…」
「俺は田村雅人だ」
「へ?田村って…?てことはまさか」
「田村グループ次期社長であり、今の社長の、息子だ。
さあ、これで言うこと聞くしかなくなったな…?」
こうして、ルイは田村グループの「宝」として、彼らのもとへいなけばならなくなる。
この手に指輪が、ある限りは。
※「田村グループ」や「ロマン堂」などの団体名、店名、学校は全て架空のものです!
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