・音階について


B♭(べー)などはドイツ語でのドレミファのことです


実音(ピアノでの音)で表すと…

B♭(べー)…シ♭

C(ツェー)…ド

D(デー)…レ

E♭(エス)…レ#

F(エフ)…ファ

G(ゲー)…ソ

A(アー)…ラ



これがトランペットでのドレミファソラシとなります。


管楽器によってドの音は違います!


例えば…フルートはピアノと同じC管でドはC。アルトサックスはE♭管でドはE♭です。


でもB♭を出すように言われたら、フルートはシ♭、アルトはソの音を出せば合います。


シャープやフラットが付くと呼び方も変わります。

それは小説内で注釈入れます。



・コンクールについて


コンクールには25人以下で出る小編成と、26〜50人で出る大編成の2つの部門があります。


この作品は大編成なので、そちらを中心に説明します。(09年度から55人までに変更されたので、3年生編は55人で進めます)

※地域によってはA編成(大編成)、B編成(中編成。30人まで?)、C編成(小編成)と表現されます。


大編成(A編成)は毎年指定された課題曲5曲の中から1曲、各自で選ぶ自由曲1曲の計2曲を12分以内に演奏します(時間オーバーは失格)


これも地域によっては違いますが、大会は都道府県→支部(地方)→全国となっています。広い場所では地区大会を経て都道府県、というところもあります。


表彰では全ての団体に金、銀、銅のいずれかの賞が与えられます。


金賞を取った団体が上の大会に進めますが、金賞を取っても上位大会への出場権がない、いわゆるダメ金もあります。


地域によっては、県大会の時点でダメ金がある県もありますが、大抵は支部大会にあることが多いです。


中学校や高校大編成(A編成)の全国大会は、東京にある普門館で毎年秋に行われています(「笑ってコラえて」の「吹奏楽の旅」で観たことがある人も多いのでは?)


そこは「吹奏楽の甲子園」とも言われ、吹奏楽経験者の誰もが一度は憧れる場所です。


ちなみに、B編成や小編成(C編成)には課題曲がなく、自由曲1曲を7分以内に演奏します。


審査方法は大編成と同じですが、全国大会はなく東日本、西日本大会が全国みたいになってます。


会場は毎年違う場所です。



・アンコンについて


アンコンとはアンサンブルコンテストの略で、3人〜8人で演奏します。


演奏時間は5分以内です。


編成としてはフルート、クラリネット、サックス、金管、打楽器、木管、管打、管楽があります。

(他に、ユーフォニウムとチューバのバリチューバ、オーボエとファゴットのダブルリードなどもあります)


ちなみに管打とは管楽器+打楽器、管楽とは木管+金管(たまにコントラバスが入ることも)の編成です。


大会の賞や上位大会はコンクールと同じです。


しかし、地域によっては各団体(学校)何チームまでと決められている所もあり、その時は学校で予選会をして出場チームを決めます。


これが校内予選です。


ちなみに全国大会は普門館ではなく、毎年変わります。





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