17年2ヶ月と5日
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葬儀場へお母さんを運んでやることはこれからたくさんのあるらしい...

その光景は大切なお母さんが亡くなったのにいつも通り
テキパキ動くのかと体にムチを打ったのをおぼえてる

お父さんの会社の人やお母さんの関係者の方も来てくださってその方々案内で自分が自分じゃないみたいで必死に対応をした

その日の1日は思い出せないほどたくさん動いて
なれない礼服とヒールで足が悲鳴をあげていたのは何となく頭の片隅にのこってる


2日目と3日目は家族葬みたいで身内だけで少し余裕が持てた...

1日目の疲れか出たのか2日目は体調不良になったのを隠して元気を演じていた

寝れば良くなったのなら良しと思ってた

4日目...本当にお母さんとの最後の別れだ

お母さんの周りに花を沢山置いて...
お母さんの思い出を思い出しながら笑い泣きもあって
何だかお母さんらしい...そんな感じがした

私はお母さんの遺影を持つことになった

心の中ではお母さんとツーショットって言われても嬉しい自分がいた

火葬場に行く前はほんとに心に穴が空いたままいつも通りの私になるのが難しくなった

やっぱり寂しいのは寂しい...

音楽を聞いてもその曲でお母さんとの思い出が蘇ってくる

火葬場についてお母さんと別れてあっという間に時間が過ぎてった...




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