底辺処理学校
 
[入学](1/38)

 
代介が車に乗せられて二、三時間程経った頃、急に車が揺れだした。

外からは、ジャリジャリと小石をタイヤで踏んでいく音が聞こえてくる。

(全く舗装されていない悪路だな。山道を走っているのか?)

代介がそんなことを考えていると、いきなり車が止まった。

「お疲れ様です。到着しましたので、アイマスクを外してもらって構いません」

そう言われて、代介はアイマスクを外した。

その後一番最初に見た光景に、代介は驚愕した。





「え…?マジかよ…?」

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