底辺処理学校
 
[宣告](1/12)

 
窓から差し込む朝日で、代介は目覚めた。

そしていつも通りに、朝食を食べ、歯磨きと洗顔をし、制服に着替えて、
「いってきます」
を言って、外へと出た。

なぜかこの日は、風が寒くなく、なんだか生ぬるく感じられた。

代介はそんなことをたいして気にも留めず、学校に向かってさっさと歩きだした。

雲一つ無い、真っ青な空だった。

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