意識してもらえないのって辛いですよね
[初めての危機](1/4)
ここで初めて、ちょっとした危機が訪れます
『七瀬、ごめん別れよ』
いきなりですよ。
「え、、、えっと、、、理由聞いてもいい??」
『理由、、、、』
ここでピンと来ちゃった私
「あのさ、もし別れる理由が優人君がほかの人を好きになったって理由以外なら別れないからね」
『え、、、、そうじゃないんだけど、やっぱ俺自信ないんだよ、、、』
「じゃあ、優人君にとっていい彼氏ってどんな彼氏?」
『え、、、まあ、相手の事を思って彼女を大切にしたり喜ばせたり、、、とか?』
「それ、私にとっては優人君が自分自身の事言ってるようにしか聞こえないけど」
『………………』
「ちょっと変な話するけど、私優人君の前に2人付き合ってた人いたの。けど2人とも私のこと好きだったわけじゃなくて
まあ辛くなかったわけじゃないけど多分私もそのぐらいの程度にしか思ってなかったんだとおもう
別れた時も泣かなかったしサラッとしてた
けど今優人君と別れたら私号泣するからね。それに付き合えて嬉しすぎて泣いたのも生まれて初めてだし
まず恋愛で泣くってこと自体馬鹿だと思ってたから。
結局何が言いたいのかわかんなくなっちゃったけど、私はただ優人君と話したりできればそれだけでいいし、
別に彼氏らしいことしてほしいなんて思ってないし、てか彼氏らしいっていうのがよくわかんないし
私いま、優人君に愛されてる自身あるし優人君が他の子好きになったとか信じないから。
反論は認めません」
凄い勢いで言ったから優人君びっくりしてて
私もびっくりですよ笑
別れようって言われた時なんかは疑いもせずうんって言ってましたし
こんなにしつこく言ったことなんてありませんでした。
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