世の中チョロいと思った結果。
[し](1/15)
カマキリ襲来の話




先輩「茶々ァアア?!!!!」



私「はい?!」



先輩「きて!はやく!きて!!!」



次のお客様の来店まで少々時間があった時の出来事です。




私「何ですか?!」ダッシュ



先輩「あそこに!!カマキリ!!!!!」



私「ウッワァ!本当だァ!!」




待合室にあるソファーの上に奴がいました。




先輩「無理!何とかして!!」



私「先輩、私もカマキリはNG



先輩「お前何なの?!!カスだわホント!!!」



私「(あン?)」


「頑張って外に誘導します。」



倉庫からはたきを持ってきてカマキリにそっと近づけました。



カマキリ「(戦闘態勢)」



私「(こいつ目がマジじゃん)



先輩「お客さんが来る前に何とかしろよ!?」



私「(いいか?黙って私の勇姿を見とけwwwwwwwwそして感じてろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)」




カマキリが飛ぶかもしれない、という恐怖に怯えながら少しずつ出入口まで誘導させていると、お客様が予約時間前に来るという事態が起こりました。




お客様「こんちわーっす。」プードル2匹抱えてる




私「(間に合わなかった後で怒られる)


「いらっしゃいませ。」はたきを隠す



先輩「いらっしゃいませ



お客様「?どうしたの(笑)」



先輩「………カマキリが」指さす



私「(えええええええ?!?!wwwwwwww何があってもお客様に私情を挟んではいけない、とあれ程私めに言い聞かせてたじゃありませんかwwwwwwwwwwwwwwww)」



お客様「カマキリじゃ〜ん!ティッシュある?」



先輩「コチラに。」申し訳なさそうに



お客様「(軽々とカマキリを掴む)」


「ほぉら(笑)」



少年の心を取り戻したかのようにお客様が笑顔で私たちにカマキリを見せてきた。



先輩「〇〇様、ありがとうござい「(ぶぅンッ)」



お客様「あ、やっべ(笑)コイツ威勢がいいな(笑)」



先輩「ハッ」硬直化



私「(生唾を飲み込んだ)」





カマキリ、先輩の髪に止まるという事態。(しかもカマが髪に絡まって暴れてた。)




その後、安定のお説教タイム(;;)



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