恋
[土砂降りの雨](1/30)
土砂降りの雨
奏太とほぼ同棲状態になり、
三島と仕事上のこと以外話さなくなり、
半年程経った頃…
「杏奈、結婚しようぜ。」
と奏太がとんでもない事を言い出す。
「は?何言ってんの…。」
本当に何言ってんだと理解出来なかった。
「結婚だよ、けっこん!」
奏太は楽しそうにそう言って、
ポケットから婚姻届を出してくる。
「待って、何の冗談…え、冗談でしょ?」
あたしは頭がついていかない。
何を突然言い出したのか、焦る。
「冗談じゃねぇよ。これ、書いて。」
奏太に婚姻届とペンを渡されて、
あたしは手が出せずに震える。
「何で結婚……?意味分かんない…。」
「は?何言ってんの?」
奏太はそう言って目の色を変え、
突然冷たくて恐ろしい顔をして
あたしの胸ぐらを掴んで何の迷いもなく
あたしの頬を殴ってきた。
顔を殴られたのは初めてで、
あたしは驚きと痛みで涙が出る。
「ぃやっ、ごめんなさ…っ、ぅあ、痛っ…!
奏太、痛い…ゃだ、痛いよっ……!
っ、や、待って…ナマでゃだっ、やっ!」
奏太はあたしの頬を数回殴り、
その後乱暴に下の服を脱がしてきて、
そのままゴムも着けずに挿入してきて
あたしは青ざめながら抵抗する。
だけど奏太の力に敵うわけもなく、
さらに殴られて気が遠くなる。
結局中に出されて、
奏太は満足そうにして、ベッドで
大口を開けて寝始めた。
- 32 -
前n[*]|[#]次n
⇒しおり挿入
⇒作品レビュー
⇒モバスペBook
[編集]
[←戻る]