勇者さんと賢者さん
*[勇者さんとサムライさん](1/3)
サムライ「勇者殿ちょっと良いでござろうか。」
勇者「ん?どうしたサムライ。」
サムライ「実は折り入って相談があるのでござる。」
勇者「何か悩みでもあるのか?」
サムライ「いや…大したことではないのでござるが、拙者、ござると言う語尾を止めようと思うのでござる。」
勇者「えっ!ござるはお前のトレードマークだろ!」
サムライ「いや、実は無理して使ってたのでござる。サムライっぽさの演出でござる。」
勇者「…そうだとしても、何で今さら。」
サムライ「拙者、こうやってザンギリ頭にしてしばらく経つでござる。」
勇者「そういえば突然止めたよな、ちょんまげ。」
サムライ「拙者は突っ込んでもらえると思ったでござる。だけどみんな拙者の頭じろじろ見るだけで別に何の反応も示さなかったのでござる。」
勇者「それでか。」
サムライ「だから勇者殿、拙者と一緒に新しい語尾を考えて欲しいでござる。」
勇者「よし、わかった。やってみよう。」
サムライ「かたじけない!勇者殿。」
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