年下彼氏はひきこもり
[再会](1/4)
ガサゴソ…
『よし、今日はマフィン!』
バニラ風味とココア風味のマフィンを持って玄関のドアを開ける
すると家の前に誰かが立っていた
私と同い年ぐらいだろう
『あの…?』
声をかけてみると
男のコはこっちを見て
『雛、久しぶり』
『慶太!?』
『ん、そうだよ10年ぶり』
慶太…瀬崎 慶太
幼馴染で親同士も仲良しで…
『確か…転校したハズじゃ…』
『また、こっちで住むんだよ』
私はこれから起こる事に気付かずその場に立ち尽くした
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