Cybwarz
[Season 1 Episode 2](1/10)
「ではこれで講義を終了します。月曜日はsクラス戦闘実技を行うので、1限目が始まる前にログイン室に集合してください。」
金曜日最後の講義が終わった。
「よっし、練習行こうぜ!」
光輝は翌日にシングル戦東京大会を控え、ハイテンションになっていた。
大学内に用意された練習室に飛び込むと、まだ真斗は来ていなかった。
「ったく、遅ぇな。恋、相手してくれ。」
「ほんとに呆れるわ、あなたの戦闘好き。」
恋は文句を言いながらもC-Gearを準備する。
と、そこに真斗が駆け込んで来た。
「ちょっと、先に始めちゃわないでよね。」
「遅い方が悪いんだよ、お先♪」
「私も先言ってるわね、じゃ。」
「「ログイン!」」
一人残された真斗はため息をついたのだった--
「「ソード!」」
光輝と恋はそれぞれソードを手に持ち打ち合っていた。
「貰いっ!」
「まだまだね。」
まずはAPよりも純粋な動きを強化すべきということになったのだ。


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