cafe Cendrillon
[触れる](1/34)
「ずっとこうしてたいけど明日も仕事だからシャワー浴びようか。さっき、引き留めちゃったし、ね?」

と言われてそうだったと思い出す。
浴室を案内され先に浴びるように促されてシャワーを浴びることになった。
お風呂も広くてお湯をためて入ったらのんびりできるんだろうなーなんて思ったが修吾さんは忙しくてそんなことしてる暇はなさそうだな、なんて考える。
やたらといい匂いのシャンプーとボディーソープで全身を洗って少し熱めのシャワーで体を温めてから出るとタオルと未開封の下着と修吾さんのであろう部屋着が置かれていた。
悪いとは思ったがせっかく用意してくれてあったのと他に身に付けるものもなかったためそれらを身に付けてリビングへと戻る。
キッチンに立っていた修吾さんが温かい紅茶を淹れてくれてカップを渡してくれた。

「あの、下着とかすみませんでした。部屋着もありがとうございます。」

「いや、たまたま買ったばっかりであってよかったよ。」

「すみません。買ったやつ俺が履いちゃって。」

申し訳なくて謝ると

「いや。」

と言った後少し赤くなった修吾さん。


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