優
#[4](1/1)
 白い廊下に、早いテンポの足音が鳴り響く。
その乾いた音は、回数を重ねる毎に緊張感を増しているように思えた。
 受付に聞いたところ、真央の病室は701号室だそうだ。
その部屋は階段から最も遠い場所に位置していた。
優はなるべく音をたてないように走った。
優の心の中は、不安と恐怖で埋め尽くされていた。
 そういう間に、701号室の扉が目の前に迫っていた。


- 4 -

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