男と女 1/4
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ピンポーン
インターホンがなる。
カメラをつけるとにっしーの顔。
宇『アレ?待ってー、開けるね』
すぐに玄関のチャイムがなる。
西『ごめん急にー。つーかーれーたー』
宇『お疲れ様!上がって』
西『なんかさぁ、世の中は理不尽な事が多いねぇ。』
宇『なんかあったの?』
西『スタッフともめたの。』
宇『なんでよー』
西『ブログ』
宇『あ、見たよ。なんか嬉しかった』
西『あれアップするのに、何回も文章訂正されたんだよ。なんか、言葉がストレートすぎるとか何とか。別にいいじゃんね、俺の言葉で』
宇『まぁまぁ。なんか食べた?』
西『食べてない。お腹すいた。
明日メンバー全員一緒の仕事だから、ここから行っていい?』
宇(それは。。泊まるってこと?!今までメンバー何人かと泊まったりはあったし、部屋で2人になる事もあったけど、付き合ってるとまた違うよね?!)
宇『私はべつにいいけど』
平常心を装う。
宇『急だったから大したもの作れないよ。』
西『何でも嬉しいよ♪』
西・宇『カンパーイ!』
2人で呑みながらおつまみのようなご飯を食べる。
ついつい仕事の話になるけど、それでも熱い話を聞くのは好きだし楽しい。
西『これ以上酔ったらお風呂面倒になるぅー。』
宇『先に入ってきなよ。その間にキッチン片付けるから。』
西『じゃあお先にー。』
にっしー細いから、私のダボダボのTシャツと短パンなら、平気かなー。
あ。下着はさすがに女物はダメか(笑)
そう思ってマンションのしたのコンビニに行って、男性用の下着を買う。
脱衣所にいって、風呂場の扉をノック。
西『はーい。』
普通に扉が開く。って、おいっ!普通に開くなよ。
宇『ここに着替え置いとくね。着てた服は洗濯機いれといて。明日ここから行くなら乾燥機で乾かすから』
西『ありがとう。って、なんで後ろ向いてんの?(ニヤリ)
恥ずかしのー?(ニヤリ)』
宇『もう。意地悪。私もシャワーするから、早く服着てリビングきてね!』
はぁー、ドキドキする。
普段は、そこまで意識しないけど、やっぱりかっこいいな。。
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