私と王子様（ホスト）

[episode20](1/7)

あれから私は放心状態で
仕事をこなした。

放心状態すぎたのか
薬が効いたのか

痛みなんてなかった。

でも、でもね

ずっと胸が締め付けられてる感覚

なんで今更壊したのさ。

ケイ？私はあなたの前で良い子で
いいお客で居られるようにって、、、

あなたに求められたら応える。

けど付かず離れずな距離感でいよう
好きだからこそ、都合のいい奴でいよう

そしたら終わりなんてこないし
ケイが私にくれる言葉を
都合が良い所だけ聞いて
もしも、怖くなったらその時は

そーだ、ホストだった！

って笑えるようにしとこう。って

それは私とケイの間に
言葉はあるものの
行動が無かったから成り立ってたのに

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