____夜。
マオ「うぅ、寒いですねぇ…」
一人身を震わせ椅子に座るマオの姿が合った
ネレ「ストーブでもつけようか?」
マオ「御気遣いなく」
にっこり笑うマオ。月明かりの下で静かに紅茶を啜った
ビシッときまったスーツは白、少々光って見える
ネレ「…、帽子くらい取ったらどう?」
いつも被っているハット帽
今更ながら問う
マオ「…油断は禁物ですからね」
店内はマオが啜る音だけが響く
マオ「貴方を2度も失うのは嫌なので…もう何処にも行かないで下さいよ?……御主人様」