研修２日目（1/29）
朝１０時
一行は外に集まっていた
伊藤先生「それではスタンプラリーを始める
はい、スタート」
陽斗「ちょっと待って先生
なんの説明もしてないのにいきなり始めるんですか？」
伊藤先生「説明必要なのか？」
陽斗「そりゃ必要ですよ」
伊藤先生「じゃあ簡単に説明しよう
今班で持ってるそのシートにスタンプを押す
それだけだ」
陽斗「……それだけですか？」
伊藤先生「それだけだが」
沙織「なるほどっ」
陽斗「いや今のでわかったんですか？」
サキ「わかってないから言ったんだろ
バカな奴ほど知ったかぶりすっからな」
陽斗「あぁ、なるほど」
沙織「いやいや、ちょっと待って
スタンプを押す紙とは別にあるこの問題が書かれた紙
これに書かれてる問題を解いてその答えの場所にあるスタンプを押す
そうゆうルールでしょ!?」
伊藤先生「うむ、その通りだ
初めてお前に感心したぞ」
陽斗「そうだったのか
初めて沙織さんに感心しました」
サキ「なるほどな
初めてあんたを感心した」
沙織「褒められてるのに嬉しくない」
茜「つまりは今流行りのリアル脱出ゲーム的なあれね」
冬花「都会ではそんなんが流行ってるんだ
よーし、頑張るか!!」
あかり「うちも頑張るー!!」
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