宗教一家の彼氏と無宗教の私
[これまでの問題](1/21)



はじめて私たちが、宗教問題に当たったのが

多分、私のママ。ひーちゃん。


私とひーちゃんはとても仲がいいらしい

私にとっては普通だから、
とても仲がいいかはわからないけど

私は人と話すときは、ママ だけど
普段は、ひーちゃんって呼ぶし、
それを知ってる友達やこうちゃんの前でも
ひーちゃんって呼ぶ。

今でも一緒にお風呂に入ったり、
ふたりでお買い物行ったり
ご飯食べに出かけたりする。

ひーちゃんが欲しいって言ってた
安い化粧品や、外仕事だから
冬場足が冷えるって悩んでいたから、
とてもいい靴下を買ってプレゼントしたり。

そのくらいしか私のお給料では買えないのだけど。


ひーちゃんと話してたり、
お出かけしてるときが一番楽しいし、幸せ


どんだけいい母親かは、私が一番よく知ってる。


私が悩んでるとき
一番の相談相手になってくれて、

進学のときや、就職活動のとき、
いつでも、こうしなさい。ではなく

こういう選択もあるよ。と、
意見をくれたし、

もちろんひーちゃんだけの意見ではなく
友達や、先生、そのとき周りにいてくれた人の
意見を聞いて、

私は私なりに考えて選択してきた。

私が堂々と選択してこれたのは、

どんなときでも味方だよ。って言ってくれた
ひーちゃんがいたから。

私にとって、これ以上ない
大切な母親。


はじめて彼氏を紹介したのは、

こうちゃん。

初対面も別になんともなく、

きちんと挨拶できる子だね。と好調だった。


ひーちゃんは、同性愛などに偏見がなく、
私はカミングアウトしたことないがバイセク。

さすが親というべきか、
私にバイセクシャルの気があること見抜いてた。


「お前は男女どっちもいけると思う!
お前がどんな人を連れてくるか楽しみ!」

と言っていたの、覚えてる。




- 3 -

前n[*][#]次n
/56 n

⇒しおり挿入


⇒作品レビュー
⇒モバスペBook

[編集]

[←戻る]