プロローグ (1/1) いつもたくさんの人に囲まれて、いつも笑ってる君。 どちらかといえば地味な方のわたしは、特に接点も何もなくて。 だから、むしろわたしは、彼みたいなタイプは苦手で。 きっとずっと、何の関わりもないままだと思ってた。 ……だけど。 わたしに本当の“恋”を教えてくれたのは、君でした。 僕らはまだ、 恋を知らない。 ‐1‐ ←|→ /717 n しおり 登場人物紹介