Undead World 2 -もうひとつの希望-
[第三章 絶望](1/20)
時刻13時00分
3人は港についた。
麻倉と青木は絶望に満ちていた。
真理亜だけがニヤリと笑っている。
3人の見る先には切れたロープがあった。
いや、正確には切られたロープだ。
蝉島に来た時にボートと岸辺を繋いだロープが何者かによって切られている。
もちろんボートも流れて無くなっていた。
青木「嘘…。こんなの…」
麻倉「…おいおいマジかよ…。」
2人が絶望しているのを見て真理亜は笑いながら、
真理亜「さ、どーする?」
軽い口調で聞いた。
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