「ごめんね茜ちゃん。気づかなくて。」
「いえ、大丈夫です。」
今、私は市松と夕食の準備をしてた。
材料は近くにあったスーパーで買ってきて適当にお汁と、焼き魚を作っている。
「私達、ご飯なんて食べないから料理するのも久しぶりだわ。」
そういう市松の声は少し弾んでる。