付喪神と暮らす!?
[付喪神](2/23)

本当に立花さんには、お世話になりっぱなしだ。




(ってゆうか、私のお父さんなのか……。)





ふと、首筋に風を感じて振り向いた。




台所にある、まだ空っぽの食器棚の横に小さな引き戸がある。





(こんなところに…。なんの戸なんだろう?)





戸に手をかけて、少し力を入れたがびくともしない。




「えいっ」





ガタッガタガタ





力を入れるとなんとか人一人が入れるだけの隙間が開いた。




「なにこの階段、屋根裏に続くのかな?」




その先にはすごく急な階段がそびえていた。





(もう暗いけどなぁ、気になるし)



階段の上は暗くて何も見えない。時計をみるとそろそろ五時なる。





(今は3月だし、あと、もう少しは明るいよね。)





意を決して一歩階段に足をかけると




ぎしぎしぎし





「やっぱ無理ーー。」






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