お母さんも、少し悲しそうな顔をする。
「すぐにとは行かないけど。でも、絶対に会いに行くわ。」
「困ったことがあればここにメールするといいよ。手紙だと時間がかかるからね。」
立花さんがメールアドレスを書いた紙を渡してくれた。
「じゃあ、行くわね。」
「うん。」
二人が部屋を出て行った。玄関の戸がガタガタいう音がして、本当に静かになった。