ふわふわ男子の本性は。

第六章(1/20)






あれから、一週間。




あたしは、いつも通り
学校に通っている。



でも、翔とも真尋とも、
全然会わないまま。



学校に行く、唯一の楽しみだった
翔との昼休みもなくなって、
学校は憂鬱でしかなかった。






前みたいに、走って
探し回ろうという思いもなかった。







翔とは、戻りたいのに。
話したいのに。



あの勇気は、一時的なもので
翔に話しかけるなんて
そんなこと、全く考えなかった。





諦めちゃだめなのに……、
あたしの心は、
半分諦めかけていた。





「眠い……」




あたしが学校で発す言葉は、
“眠い”や“だるい”だけだった。




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