晴れ間がさして
[休み](1/4)
真雄が目を覚ましたのは翌日の午前7時すぎだった。
「あれ……」
真雄の黒目がちな目が数回瞬きを繰り返して、秀斗を捉える。
本人はマンションに来て秀斗と会ったところまでしか記憶がないらしい。
そこから気がつけば人の家で寝ているのだから、それは驚くはずだ。
経緯を全て話すと真雄はみるみるうちに血相を変えて謝ってきた。
「本当にごめん!病院代…いくらだった?」
「ああ…千円もかかってないぐらいだけど…一応領収書な」
秀斗は返して貰わなくてもいいほどだったのだが、真雄が落ち着かないだろうと内心、渋々領収書を渡した。
「とりあえず、明日明後日、仕事は休むこと」
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最近じみじみと更新を再開しました。
久々の執筆だったにも関わらず、読んでくださり、本当にありがとうございます。
おかげさまで、最高順位ジャンル別で3位、総合123位をいただきました。
私にとって大変喜ばしいことでございます… !
また、話の展開がわかりにくくなってしまいました(特にうたた寝の章に入る部分)。
今後も自分のボキャブラリーや表現力と向かい合って、日々精進していきたいと思っていますので、どうかよろしくお願いします!
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