肆章[闇の手](1/6)
━━・・・
暗闇の中、私はただ一人自宅へと向かう。
『・・・三人は殺されたのに、どーして私だけが生きてるんだろ・・』
とぼとぼと歩きながらそう呟く。
私はズルい
私だってあの殺人鬼に殺されたんだ。
でも死ななかった。
なんで・・・?
私の心は罪悪感でいっぱいだった。
『・・・ッ・・・痛・・』
時折、胸が痛む。
傷が痛むんじゃない。
『・・・ごめん・・ね。』
私はその罪を背負ってこれからものうのうと生きていく事になる。
『・・・朝のニュースは詩織達の報道かな?』
そう呟いているといつの間にか自宅のマンションに着いていた。
・・・
コッ・・・
「・・・なぁ〜んだ♪あの子死んでなかったんだ。」
・・・私はどうして
あの殺人鬼につけられてた事に気付かなかったんだろう・・・
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