壱章[高校生少女](2/10)
学校まではバスで通学するからバス停に行くまで約10分ほどかかる。
バス停に着くと既にバスが停車してあったので駆け足でそのバスに乗った。
朝の通勤ラッシュのせいかバスの中の座席は既に満席で、吊り革を持って立っている人が3人ほど居た。
さすがに中年おじさんの座っている前には立ちたくないと思ったので、同い年くらいの女子高生の前に立ち、吊り革を持った。
しばらくバスに乗っているとその女子高生が隣に座っていた友達らしき人と何かを話しているのが聞こえた。
『ねぇ・・朝のニュース見たぁ?』
『あー見た見た!!!連続殺人のニュースでしょ!?』
『そうそう!あれさぁこの辺だから私達危ないよね〜』
『アハハ!本当にね〜』
なに笑ってんだよ・・・
馬鹿らしい
本当に殺されたらシャレにならないよ。
そう思いながらバスの揺れる方向に乗っていた。
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