その日の夜。
「うわー。でっかいお屋敷ですねー」
仕事用のトラックを運転し目的の場所につくと前見たよりも数倍大きい屋敷が立っていた。
『ヤクなんかも売ってるから相当な額稼いでるんじゃないかしら?それに、これぐらいのお屋敷じゃないと周りの奴らにバカにされちゃうわ。まぁ、頭がイってるからかもしれないわね。(ニコ』
物凄い笑顔で毒を吐く。さすがリンネッドと言ったところだろうか……。リンネッドは毒を吐くことでは容赦ない。本人は キレた時のサペンテ程じゃないわよ…… と顔を背けながら言っている…。
「さてと……それじゃあ行きますか!」
私がトラックを出るとリンネッドも付いてきた。
『そうね……。あぁ。これ付けて行って』
そう言われて渡されたのは透明な石の中に黒い線が何本も入っている綺麗な石が付いているピアスと蛇の体のような模様の少し透明感のある緑色の石が付いている指輪
これ何?と聞くと
『どうせサペンテはイヤホン嫌でしょ?イヤホンと同じ機能のピアスとマイク月の指輪。チョーカーでも良かったんだけどサペンテにはこれの方がいいかと思って。』
と言われた。
確かにイヤホンは嫌いだ。
チョーカーなんて首が気になってしょうがなくなる。さすがリンネッド。私のことを分かってる。
「ありがと!…あ、あとさ」
『ん?なによ、まだ何かあるの?』
「怪我は……しないで。」
そう私が言うとふわっとリンネッドは微笑み
『ええ。わかったわ。』
と言った。