艦娘達と不死身の提督
[過去の暴走と不安定化](1/8)

その日、演習後に深海棲艦の襲撃に合い第五艦隊率いる神野翠月が負傷した、負傷理由は艦娘達には知らされてはいないが、その場にいた柏木火無夷、神綺伊織は全てを悟り神野翠月が現在治療中である病室にいた

神綺「.........成程......出て来ちゃったんだね.......」
柏木「あそこまで自由に出てこれる所を見ると.....コイツは.....翠月は....もう.....」

〜その頃艦娘達〜

天龍「.......アイツ大丈夫かな.....」
龍田「絶対安静の面会謝絶でしょ?」
島風「......死んじゃったらどうしよ.....」
陸奥「ほら島風、そういうこと言わないの」
加賀「陸奥さん.......あまり無理はしない方が.....」
陸奥「.............」
吹雪「なんか.......空気が重いですね.....」
長門「それもそうだ.......」
赤城「.........深海棲艦に襲われたんですって.......何かの冗談だと思っていたのに....」
扶桑「.........私達は深海棲艦と戦う為にここにいる......でも....私達は....何の為にここにいるのかしら.....」
山城「扶桑姉様!?........あんな提督っ!居なくなってしまえば良いのに!」

そう山城が言い放った瞬間艦娘達の控え室の扉がいきなり開いた

?「........神野翠月は何処だ?」
陸奥「.......特別医務室です......でも面会謝絶で......」
?「構わん、情報提供感謝する、ところで今奴の事を悪く言った者は誰だ」
山城「なに?何か悪いですか?たかがあんな提督の為に私達が何でこんな気持ちに...」

そう言った瞬間山城の頬に平手がとんだ

山城「なっ....何をするんですか!?」
?「貴様が.....」
山城「な、何?」
?「貴様が奴を侮辱するな!!」
山城「ッ!!」

その瞬間場の空気が切り詰めていた、その声は特別医務室にも届いており、柏木と神綺が控え室の扉を開いた

神綺「何事?......ってアンタ.....」
柏木「なになに、あ......神代......」
神代「む、お前達か、久しいな」
神綺「久しいってアンタね.....で?今の喝はなに?」
神代「ふむ、そこの小童が奴のことを侮辱するのでな」
神綺「それでも引っ叩くのはないんじゃない?」
神代「ふん、これも教育の一種だ」
柏木「お前の教育論は古いんだよ全く」



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