The truth 〜生き残った者〜
[輝かしき者](1/14)

屋敷に戻ったレイは早速門の前で仁王立ちしている2人に見つかる。

「こんな時間に貴方達何もしているの?」

取り敢えず、とぼける

「それはこっちの台詞だな」

ジルの目が笑っていない

これは、やばいわね

「何処に言っていたんですか?」

「えっと、少し騎士団のところへ・・・・・・」

目を逸らしながら答える

「騎士団だと!?」

「貴女、一人での行動は控えろと言われたばかりでしょう・・・・・・」

「ごめんなさい・・・・・・」

とにかく謝るレイ

しかし、ジルがある事に気づく

「この時間騎士団は閉まっているだろう
お嬢さんよ、どうやって入ったんだ?」

なんとなく予想はついているようだ

「登りやすそうな木があったもので・・・・・・」

「全く貴女って人は・・・」

怒りを通り越して既に呆れている アレン

「だが、本当に何があった時はこの国にも迷惑がかかる、そこは忘れるな」

「えぇジルの言う通りです。気持ちはわかるんですけどね。今回限りですよ。」

「はい・・・・・・」



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