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[晩刻の逢瀬](1/13)

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「ナルも弟子をとるまでになっていたとはな」

しみじみと昔を思い出すように言うジル

「そうだね、多分これから会う騎士団のみんなも成長しているんだろう」

「････････････そうね」

アレンの何気ない言葉に、レイは浮かない顔で反応した。


騎士団基地へ到着し、中へ通されたレイらは騎士団長執務室まで行く。

その途中、庭で訓練をしている騎士の中で1人の青年を見つける。

ハッと目を見開くレイ、

見間違える筈がない

「どうかしましか？」

「いいえ、･･･なんでもないわ」

動揺を押し隠せないままアレンに返事をし、歩みを進める






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