『鶯』と呼ばれた日から…参
[罠](1/10)
*天遊
可愛い猫が僕の罠にかかった。
「ふふっ
…
気に入ってくれたみたい。」
傀炎に感謝しないと。
「天遊様
…
あの。」
あぁ、忘れてた。
僕仕事中だったんだ。
「ん?どうかしたの?」
鶯はもう隠したんだから話の続きをすればいいのに。
「いえ
…
その、先程の妖は
…
」
気になるのかな?
僕の猫なのに。
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