『鶯』と呼ばれた日から…参
[忠告](1/7)
*飛龍






「おい、兄様。そのびりびりに破れているのは誰の着物が分かっているのか?」







俺の気に入っていた着物だ。





鶯に着せていた。






「んー?あぁ、そう言えば脱がせる時に飛龍がどうのって言ってたっけ。ごめんね?」






全く悪びれていないのはもういいとして






「渡す気は無いようだな。」






迎えに来たが無駄足だったか。







「うん、渡さない。傀炎にも飛龍にも。」


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