何でもない日の短編集。

[空っぽのプラットホーム](1/3)

「痛っ…」

どっからか落ちた。冷たい。
駅のホーム?

「大丈夫ですか?」
「あっ、はい」

僕に声を書けてくれたのは
ヤクザ風の男でだけどとても
優しい目をしてた。

頭がくらくらする。
どれくらい飲んだだよ。
気持ち悪い。

「水、いりますか?」

何故か彼は僕に親切にしてくれるのか。
僕は会釈をし、差し出された
ペットボトルを受け取った。
水を含んで、喉に流すと、
身体中に染み込んで行った。

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