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6:Short Story - 彼女の正体



「不思議だよね…」
「たしかに、そうだ」
「俺からすれば、お前らの会話が成り立ってること自体不思議で仕方ないがな…」
ハワード班の双子の兄弟 ビクターとチャーリーの会話にルーベンがツッコミを入れる

「少佐もだね」
「そういえばそうだ」
「だから何?」
何の脈絡もなく自分の事に触れられビックリしたように聞く
「なんで少佐はハワード班にいる?」
「少佐くらいの腕だったら狙撃手としてどこでも通用するでしょ」
「それを言うならツインズ、お前らだって開発局の方が本来の活躍場所だろ」
「「ここが僕たちの場所だから」」
「俺の理由も同じようなもんさ」
息ピッタリに声を揃えて答えた双子の兄弟にそう言うルーベンの顔は少しほころんでいた





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