08_会長と波乱? (1/28) とある日の、夜。 最近になると、また会長との関わりがなくなってしまった。 それに生徒会の仕事が忙しいらしくて、常盤さんがベッタリだし。 咲が苦笑いしながら、あれはねえ、なんて言ってたけど……。 見てることにも慣れて、あまり辛くはなくなった。 ってかむしろ当たり前みたいになってるし。 「なあ、神流、牛乳なくなった!」 ぼふっと音を立てて、太陽があたしの隣に座る。 あー、確か切れかけてたんだったっけ。 買い足すの忘れたなあ。 時計を見れば、針は9を指していた。 「……今からコンビニ行って買ってくるよ」 「今から? 俺も行く。神流1人じゃ危ないだろ」 えー……いいのに。 それに1人の方が気楽だし、考え事だって出来る。 ───会長のこと、とか。 あたしだって、このままでいいとは思わない。 隣に立ちたいとか我が儘は言わないから、せめて話すくらいはしたい。 :::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::: Special Thanx! :::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::: ⇒作品レビュー⇒モバスペBook :::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::: ←back |