東方 幻想龍戯 〜Awakening of the Calamity Doragoon〜
3:初めての弾幕 (1/12)
「ところで颯、これからどうするの?」
「これから…?」
改めて、自分の境遇を思い出す。
記憶無し、金無し、住居無し。
有るのは、名前と抜けない刀だけ。
ちょっと…いやかなり厳しい。
「行くところが無いのなら、しばらく神社に…その…」
僕が頭を抱えている横、博麗さんがそっぽを向きながら何か言っている。
「神社がどうしたんですか?」
「どうしてもって言うなら…やぶさかじゃないっていうか…」
「あの、博麗さん?」
何の話か見えてこない…
「だから、行く当てが無いなら、しばらく神社にいてもいいって言ってるのよ」
そういう事か…えっ!?
「いいんですか!?」
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