晩安

[１２](1/1)

2020/12/06

いつもおひさしぶりの挨拶をしている。
もう気付けば師走ですが
皆さまお元気でしょうか。

こんなはずじゃなかったのにな～と、
そんなことばかり話している日々。
1年前はこんなことになるなんて
誰も予想していなかったのにね。

なんなら、事が動き始めた2月頃も
まさかこんな年の瀬の近付き方なんて
想像してなかったなあ。

一寸先はなんとやら。

「人生には3つの坂がある。

上り坂、下り坂、そして、まさか、です」

よく聞く言葉ではあるけれど
本当にそうだな～～と思った。
最近患者さんからなぞなぞとして出されて
それで思い出した言葉だったのだけれど、
今のためにあるような言葉だなって。

上り坂があって、下り坂があって、
良いほうにも悪いほうにも
まさか、なことが沢山あった1年になった。

好きだったものに惹かれなくなったり
興味がなかったものを好きになったり。

お気に入りだった洋服、ピアス、
幾度となく聴いたあのバンドの曲
毎日のように連絡を取り合っていた人

いつまでもそこにあると思っていたけれど
いつのまにか日常から消えていた。

自分から手を離したものも
知らないうちに見向きもしなくなったものも
ほかの何かに惹かれるようになったものも
どれもある。

かなしいことだと思っていたけれど
それはただ、流れていっただけだった。
それでいいやと思う。

そういう考え方も変わってくんだなあ。
変わっていくことが嫌だったけど
流れるほうへ、しなやかに

進んでいけたらと思う、そんな日々です。

次ここに綴りに来るときは
どんな気持ちなんだろね。

また来ます。

ではまた◎

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