復讐の道を歩むポケモントレーナー
[第13話 書き換えられた世界 2019](1/8)


「何でレシラムとゼクロムが悪魔なんだ!?」



「俺に聞くなよ。」



と言葉を交わしつつも、アナザーゼラオラを倒した。





すると突如、



兄貴の動きが止まった。


後ろからサイコキネシスを
繰り出されたからなのか、体が動かなった。



対する俺は、身体中に蔦が絡まっていて、
動きを封じられた。





「くそっ!?何だこれ!?」



「どうなってやがる!」




俺達は辛うじて動かせた首を動かして後方を見た。









「な、何でだよ!?












































葵!百合華!」




俺の動きを封じたこの蔦は
葵のフシギバナのハードプラント、
兄貴の動きを止めたサイコキネシスは、
色違いのミュウツーが繰り出したものだった。



そしてそんな2人の背後から現れた男女。



「剣崎蓮、皇大雅。お前達はここで倒す!」




【レシラムゥ!】



【ゼクロムゥ!】







「アナザーレシラムに



「アナザーゼクロム!?」




その男女は兄妹で、
兄の方はアナザーレシラムに、
妹の方はアナザーゼクロムへと変化した。




「クロスフレイムゥ!」




「クロスサンダーァ!」




アナザーレシラム、アナザーゼクロムから、
クロスフレイムとクロスサンダーが放たれて、
喰らうと思ったその時、



急に時間が止まった。





「間一髪だったな。」



門矢 士だった。



「さて、と。これをこうしてっと。」




士はクロスフレイムとクロスサンダーの対象を
アナザーレシラム、アナザーゼクロムへと変えた。






「これでよし。とりあえず逃げるぞ。」




と言い、灰色のオーロラを出現させた。



俺達はそれを潜り、その場を後にした。






一旦蓮視点終了






第三者視点

それから、アナザーレシラムはクロスサンダーを、
アナザーゼクロムはクロスフレイムのダメージを受ける事になった。




「ぐわっ!?」




「きゃ!?」




2つの技がぶつかり合い、
その兄妹は人間の姿に戻った。





「時を止められたな優子。」




「あの二眼レフ男ね!飛流お兄様。」



兄は加古川 飛流
妹は加古川 優子という。







一方、別の場所で、とある邂逅があった。






「君はアナザーレシラムウォッチ、アナザーゼクロムウォッチは最大のお宝だ。それ、僕にくれよモワ。加古川兄妹よりも有意義な使い方ができるのに。。」



「海東大樹、欲しかったら自分で取りに行け
。その手助けはしてやる。」



出会っていたのはかつて、黒騎を反転世界から救った海東大樹、そしてモワの2人だった。




「何をぐわっ!?」





「お前に俺達と同じ、時を止める力を与えてやる。異論は認めん。」








第三者視点終了


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