厨房で会いましょう - 怠惰-

[大騒ぎ](1/6)
朝になり
支度準備を済ませ
戸締まりを終えて
約束通りの8時に前になった所で外に出た
そして呼び鈴をならそうとドアの前に移動すると竹内さんも部屋出て来た



(あっ‥おはようございます


(おはよう‥
待たせた?


(僕も今来た所なんで


(じゃっ!少し早いけど行こっか
覚えながらだったら丁度良いし



(そうですね



ここのアパートから本社までは歩いて30分位で、竹内さんは健康の為にと歩いて出勤しているらしい
道案内も含めて
本社に着くまでの間、住まいから近い便利な店や、お勧めの場所を教えてもらった


(個人店が沢山ありますね?


(割と良い場所よ?チェーン店じゃないぶん飽きないし


(俺は日記書くんで雑貨店とかあれば助かりますね


(あぁー
昨日のやっぱりそうだったのね?



そう言ってバックからシャーペンを取り出して
カチカチとならし始めた


(寝てる時に聞こえてたのよ
何か書いてるなぁって


昨日夜に日記を書いている間、竹内さんが言うには
そのカチカチは何度も聞こえたらしい、自分では余り覚えてはいないけど
そうゆう癖があるみたいだ…
そして、そのカチカチは良い間隔で聞こえたらしく
凄い心地良かった!と言ってくれた


(だからありがとうね…


(俺の方こそ
おかげで良い気分で寝れましたから


(私なにかしたっけ?


俺は昨日の眠気を誘ってきた正体の事をありのまま話した

控えめな高音な寝息が丁度良い子守歌みたいだったと言うと、額にバチンと一発!平手打ちを食らった…


(そんなイビキは掻く訳ありません!


(ホントですって 以外と可愛い音でしたし


ドス‥

今度はボディーに膝が来た
こんな話をしながら更に歩く事15分
本社に着くまでに
額と脇腹は平手に膝と肘フックの攻撃を食らっていた…




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