俺が考える生き方

▼[弱肉強食](1/2)


弱肉強食もまたこの世の定理。



弱い者は肉となり強い者は肉を食す。

それが弱肉強食。


弱い者は確かに弱いです。

ですが弱い者でも必死に強くなろうとしています。

けれど中には強くなることを諦めている者も少なくはありません。


人はもちろん、全ての生物は初めはすごく弱いものなのです。


最初から強い生物なんてこの世にはいません。


例えば、一匹の大人の狼とその狼の子がいたとしましょう。


狼でもまだ子はすごく弱く、肉食の彼等も初めはものすごく弱いんです。


いくら狼の子供でも、大人の鹿には勝てないんです。


しかし、親の狼が一緒にいれば話は別です。

子のために親が獲物を狩り、子のために自らを布団代わりにして暖めたり………



子は親に守られながら成長します。

子はいずれ大人になりますね。
当然、大人になれば親のもとを離れなければなりません。


子供の時は勝てなかった相手も、大人になれば勝てるのです。


それは人間も同じ。

赤ん坊の頃は親に守られながら生きているんです。

そうしないと生きていくことも、何もすることもできないからです。


しかし、成長していくにつれてできなかったことができるようになります。


歳をとるにつれて考え方も大人になっていきます。

やはり大人になれば親のもとを離れる。



人間も動物も同じなんです。


動物の世界の弱肉強食は、その字の通り弱い者が死んで強い者が生きる。

それが動物達の弱肉強食です。

でも、人間では意味が変わってきます。



俺が思うに、人間の弱肉強食というのは
腕っぷしが強いとか頭がいいとかカッコいいとか可愛いとかそういうのじゃなくて、


人間の弱肉強食というのは


『思考や考え方』



なのではありませんか?


そう思う理由は簡単です。

弱肉強食の『弱肉』というのは、

大雑把に言えば

『マイナス思考』

じゃないですか?


マイナス思考の人は自分の考えを改めない限りずっとマイナス思考のままです。


マイナス思考の例をいいましょう。


「自分じゃ無理だろうからそんなことやらない」

「自分はのろまで太っているから告白なんてできない」



自分じゃ無理だから?

だったら他人だったらできるのですか?


何故自分ができないって分かるのでしょうか。

物事はやってみないと分からないことばかりです。

たとえ以前に実行して失敗したとしても、今度は成功するかもしれない。


なのに諦めてどうするんですか?

きっとできます。
必ずできます。

有名な学者や偉人も努力して努力してやっとのことでそれだけの力を手にしたんですよ。

何事も諦めずに努力していると必ず報われる時がくるのです。


太っている例もそうです。


太っているからどうしたんですか。

必死の思いでダイエットをして人生が変わった方もいらっしゃるんですよ?


時には挫けてしまうこともあるでしょう。

しかしそこで諦めてはいけません。

耐えてください。
ひたすら耐えて耐えて耐えて耐え抜いてください。


そうすればあなたの人生は変わるでしょう。


それでも辛くなって耐えれなくなった時は少しだけ自分に甘えればいいんです。

無理をすれば逆に悪影響を及ぼすかもしれません。


甘えた後は甘えた分も含めてもっと頑張ればいいんです。


自分で飴と鞭を使い分けて上手に生きてください。


人生というのはとても重い言葉でもありますが、人生自体を変えることは凄く簡単なのですよ。



だって、少し進む道を変えればそれだけで人生は変わるのですから。



それを踏まえて
いっぱい努力をすれば?

あなたの人生は明るくなるでしょう。


それでも、立ち止まったまま前に進もうとしない……

それが『弱肉』です。


それとは逆に『強食』は、


『プラス思考』


ではありませんか?


プラス思考は常に前向きであろうとする素晴らしい考え方です。

時にはそれが仇となる時もあるでしょうが、大半は良いこと尽くしでしょう。


プラス思考の例をいいましょう。


「失敗しちゃったか……でも次は成功させよう!」

「これって案外めんどくさいけど……まぁいいか」


こういうのでもプラス思考というんです。


切り替えが良くて、メリハリがつけれる前向きな考え方

それがプラス思考。


プラス思考の人は失敗しても、次は絶対成功させるという気持ちになるんです。

思考というのは築き上げるのは簡単ですが、崩すのは難しいのです。



部活道具に例えましょう。


例えばあなたは野球部に入っていたとしましょう。

道具一式を買い揃えて野球をしていたけど途中からサッカーに興味をもち、サッカーをすることを決めました。

当然野球部は止めることになりますよね?

運動部の掛け持ちなんて絶対できないんです。

できたとしても日程がめちゃくちゃになったりしてしまいます。


サッカーをするのであれば野球道具は必要無くなります。


親が何万ものお金を支払いながらも用意してくれた道具を使わなくなります。


そこにあるだけじゃ使い道がありません。

そしてまた新しくサッカーで使う物を買ってもらう。


何万ものお金が無駄になってしまうのです。


思考も同じです。
お金が思考に変わるだけ。

マイナス思考からプラス思考になることは簡単そうに見えて案外かなり難しいことなんです。


頭では変わらなければとは思っているけど体がついていかない。


たとえ体がついていけたとしても、少なくとも一回はマイナスの壁にぶつかってしまうんです。


その壁は厚く、高く、そしてものすごく固いもの。


そのマイナスの壁が分岐点です。

そこで諦めるか諦めないかで人生が変わるんです。

諦めて挫けて努力をしなければ当然今まで通りマイナス思考のまま。

しかし、諦めず挫けずに努力すればその壁は壊すことができるんです。

そこで初めてプラス思考、弱肉強食の『強食』になれるのです。


最後まで諦めなかったものが生き残ることができるんです。


どうしても諦めてしまう方も少なくは無いはず。
しかし、その壁を壊すことは可能なんです。


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