長谷川へのご褒美はこれで終わり。 私は散らかった自分の服を集めようと立ち上がると長谷川に腕を掴まれた。 「何?」 「ご褒美ってこれで終わりのつもりか?」 「そうだよ?もしかしてまだしたいの?別に時間あるしいいけどね。」 「じゃあ、決まり。今度は俺がお前を感じさせる番だな。」 「…はい?」 また、私の嫌いな余裕ある笑みを見せて長谷川は私を押し倒した。 「……何これ?」 先生に見下ろされるのすっごく嫌なんですけど。 「河内、あんなご褒美だけじゃ俺は満足しないから。」 「だから何?」 「お前を耐えられなくなるまで感じさせてやる。」 笑っているけれど、真剣な眼差しで私を見てくる。 「ふっ、面白いなぁ先生って。じゃあ先生のテクニック見せてください。」 「その生意気な口もいい加減黙らせないとな。」 ていうか、挑発にのってSEXしちゃったのがいけないんでしょ? 「美波、好きだよ。」 「んっ……。」 長谷川は私に愛を呟き、唇を重ねてきた。 6時間目 ―感じさせてよ― |