準備室の隣の部屋
[冬休みと集い](1/36)
どうやって部屋を出たか覚えていない。
ただただ頭が混乱していた。
気付いたら玄関まで来ていて、そこには泉と涼君が立っていた。
多分、待っててくれていたんだろう。
二人は僕の酷いであろう状態を見て、お互いの顔を見合わせてから、
「帰ろう」
それだけ言って、僕達は帰路についた。
冬休み
と
集い
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