貴方と私のキョリ。
[傷つきたくない](1/7)
與くん、かっこいいなぁ。
学年1モテるもんね・・・
でも、私は別に好きになったりしない。
見た目だけで選びたくないし、選ばれたくない。
「千晃ー?さっきから無言だけど大丈夫?」
宇野ちゃんに心配された。
「ん?食べてるし全然大丈夫だよ」
と強がってみた。
「そっか?」
と、また宇野ちゃんはにっしーと話し始める。
「伊藤さん、体調悪いん?」
「悪くないよ?」
「そう、なんや。良かった。さっきからなんか考えとうみたいやったから。」
−ドキッ。
え、ドキ?
・・・だめだ。優しくされるくらい普通にある。
「ありがとう」
と笑顔で返した。
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