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[甘めに召し上がれ](1/23)
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病室の前で華耶のママに会い、少し話をする。
「 おばさん、こんにちは 」
「 久しぶりね、みちるちゃん。お見舞い来てくれてありがとうね 」
おばさん…
「 私は華耶が好きだから、毎日来ますよ〜 華耶も寂しくないだろうし 」
「 ありがとう。あ、みちるちゃん聞いてもいい? あなた今 好きな子とか彼氏いる?」
あ… そうだ、華耶のママって おっとりさんだけど すごく ざっくばらんな うちのママに似てるんだよね…
「 私! あ〜 はい、まぁ、たぶん?いたりするかも… 」
「 なぁに、どっちよ〜 照れなんかいらないわよ? 恋くらいしなきゃね。華耶はどう?いるかしら?」
うっ…… 私に聞くの!?
はい、いますよ、ティーチャーが!
なんて… 言えるわけないじゃんっ
「 いないかなぁ 今からじっくり 尋問しちゃいます 」
「 それいいわねぇ どうせなら 刑事ドラマみたいな尋問しちゃいなさいね〜 じゃあ、ちょっと華耶お願いするわね、おやつと、着替え取ってくるから 」
「 はい、わかりました!」
危ない、危ない…
華耶のママは私と入れ違いに家に戻った。
私は部屋に入り 華耶に笑顔を見せた。
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