親友のストーカーが何気良い奴みたいで辛い。 激辛カレーライス。 *1/3*


「はい、激辛カレー2つおまちどおさま!」


食堂のおばちゃんが、2つのトレイにそれぞれのカレーを並べた。


あたしたちはそれを1つずつ持って、空いてる席に座る。



「いっただっきまーーーす♪」

両手を合わせて律儀に挨拶をするナミ。


「いただきます。」

あたしはナミみたいにかわいくはできないから、ふつーに。



「んーーーーー!!!
おいひい〜〜〜〜〜〜〜〜〜♡」

カレーを一口頬張ったナミが目を輝かせて言った。



あたしもカレーを一口食べた。

うん、おいしいよね。



「やっぱこの辛さが一番美味しいよね!
普通の辛さのカレーなんて、全然カレーと呼べる辛さじゃないよー!」


あたしは、「そうだね。」と言ってさらに一口食べる。


あたしたちは二人とも、辛いものが大好き。

うん、やっぱりカレーはこの辛さが無難で美味しいと思う。







「…………………………。」











?!






また、視線を感じた。






そちらのほうに目をやると、

















例のストーカーが、自分のトレイにカレーを乗せて、遠くの席からこちらを睨んでいた………




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