死マニアの先輩と俺

先輩の死に様論  2/6

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毎日図書館にいる
見目麗しい文学少女、山本先輩
…偽名らしいけど
はとてつもなく変わった人だ。

「小さい頃から絵を書くのが好きでね?
中でも幼稚園の頃のお気に入りは
首吊りの絵だったわけだが。
いやぁアレを見せたら
親戚中が騒然としてしまって。
親に必死で書くのを止めろと
説得されたわけだ。
はっはっは
そこで止める私ではない。
私は次に刺殺体にハマったんだ。
だがしかしそれもまた
一瞬でバレて怒られてしまってね
そこからはもう意地さ。
絶対に死体を書いてやるってね」

そう楽しそうに話しながら
先輩はサラサラとペンを動かしている。

「で、その結果
どうなったんですか」

「あぁ、水死体に落ち着いた。」


こともなげに
一見すると立っているだけの
人の絵を俺に示した。


「………なるほど。」




 

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