先輩の死に様論 2/6
━━━━━━━━━━━━━━
毎日図書館にいる
見目麗しい文学少女、山本先輩
…偽名らしいけど
はとてつもなく変わった人だ。
「小さい頃から絵を書くのが好きでね?
中でも幼稚園の頃のお気に入りは
首吊りの絵だったわけだが。
いやぁアレを見せたら
親戚中が騒然としてしまって。
親に必死で書くのを止めろと
説得されたわけだ。
はっはっは
そこで止める私ではない。
私は次に刺殺体にハマったんだ。
だがしかしそれもまた
一瞬でバレて怒られてしまってね
そこからはもう意地さ。
絶対に死体を書いてやるってね」
そう楽しそうに話しながら
先輩はサラサラとペンを動かしている。
「で、その結果
どうなったんですか」
「あぁ、水死体に落ち着いた。」
こともなげに
一見すると立っているだけの
人の絵を俺に示した。
「………なるほど。」
- 2 - ◎栞━━━━━━━━━━━━━━<<前|次>>━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?━━━━━━━━━━━━━━*編━━━━━━━━━━━━━━<<BACK