死ぬ程洒落にならない怖い話
[リアルバイオハザード](1/3)
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結構昔の話。
ちょうどプレステソフトのバイオハザードが流行ってた時の話だ。
当時はオレもバイオハザードにハマりまくって、正直、神レベルまで極めてたね。
そんなある日、いつものように夜中まで部屋でバイオをやってた訳だ。
そしたら外で飼い犬のシロが犬が痛がる時特有のキャインキャインみたいな声で鳴いてるのが聞こえた。
最初はあんまり気にしてなかったンだが、あまりに鳴くンで段々心配になってきた。
と言うのも、時々野良犬が庭に侵入。
超へたれなうちのシロをいじめた挙げ句に餌を盗み食いして行ったことが何回かあった
だとしたら、あまりに可哀想だなぁと思って庭に出て様子を見に行った。
懐中電灯片手に庭に出ると激しく暴れるシロと、それを無理矢理押さえ込んでる男の後ろ姿が目に入った。
突然の予想もしなかった光景を目の当たりにしたオレの脳内には恐怖しかなかった。
「ヒッ」
情けない声が口から漏れる。
漫画とかじゃよくあるけど、人間最高にビビるとあんな声が本当に出るんですよ。
その声でオレに気付いたのか男がゆっくりとこっちを振り向いた。
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